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マイナ保険証について(全5回)第5回

衆議院議員 前 内閣府大臣政務官 兼 復興大臣政務官
 平沼正二郎氏 寄稿

これはあまり報道などでは出ておりませんが、現在の紙の健康保険証は不正利用が実は多くあるというのも事実です。なぜならば現在の紙の健康保険証は顔写真もないですし、顔認証や暗証番号認証もないのでなりすまして使用することが非常に簡単です。
近所の集落の人たちの事をほとんど分かっていて、顔見知りばかりのところであれば流石に医療機関の受付の人もなりすましは分かりますが都会や不特定多数の方が来るような医療機関の場合は未然に防ぐのはかなり困難であるのが実態です。日本は世界に誇れる医療保険制度を確立できておりますが、それを悪用する人もいるのが事実であります。これがマイナ保険証になればかなり防ぐことが可能になりますので、医療保険費の透明性を高めることが出来るようになります。正直、個人的にはマイナ保険証に反対する勢力は、透明性が高まった場合に自分たちになにか不都合な事があるのではないかと勘繰ってしまいます。以上まとめてみましたが何か不明点があれば私の事務所に問い合わせていただければと思います。私たちの説明不足もあってネガティブなイメージをマイナ保険証にお持ちの方もいらっしゃる事とは思いますが、私は日本の将来の為にも必要な改革の一つであると思っておりますので何卒ご理解を賜れば幸いでございます。


(次のテーマへ続く)

※このコーナーでは『平沼正二郎』氏の寄稿文を、
 原則、原文のまま掲載しています。

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