いきいきと体操をする
NPO法人・生命の貯蓄体操普及会落合教室は、真庭市落合垂水の落合総合センターで毎週水曜日、約一時間半健康体操を行う。
この時間の約10人の受講生は、最高齢83歳~シニア層がほとんどだが、皆さん笑顔が明るく活気がみなぎっている。
私のまわりで歳頃から体の衰えを感じることがあると多くの人から聞く。
例えば立ち上がるときに「よいしょ」と号令を思わずかけている人も多いし、少し動くと腰をおさえながら「いたたた」と顔をしかめる人も・・・思い当たる節がある人も多いのではないだろうか。
あらゆる身体の悩みを自然治癒力で治そうというのが「生命の貯蓄体操」。
2人ペアになっての組み操法から始まり、要の操法、五導術、を行う。どれも丹田呼吸法という東洋独特の呼吸法で自然界の「気」をエネルギーとして取り入れながら、心身をリラックスさせる、体操によって人間の気(生命エネルギー)の流れを正常化する健康法。
体操を行っているときの表情や体の動きがリラックスしているのが印象的だ。
いつまでも若々しく元気でいたい
同市下河内の宮林政子さんは、25年体操を続けている「教室以外でも毎日自宅で要の操法をしている。
そのおかげかはじめてから一度も風邪をひいたことがありません」肌の艶もとてもよく、年齢を聞いたらびっくりしたが実際の年齢よりも10歳以上は若く見える。
笑顔がとても可愛い方。
また、もともと病弱だったという同市旦土の今石晴枝さんは肝内結石という大病、手術を乗り越え、その後手術時の輸血のためC型肝炎、新薬治療などと並行して「生命の貯蓄体操」を続けて25年になる「支え続けてくれた主人のためにもせっかく手に入れた健康という財産を大事にするためにも体操を続けて行こうと思います。
「継続は力なりを実感しています」と話してくれた。
今石さんの幸せそうなお顔を拝見して私の方が幸せ気分になれた。
心づかい細やかな森岡さん
教室を支える指導員の森岡文子さん(同市古見)は「みんなの笑顔が見たいというその願いひとつでやってきました。
みなさんが始めるきっかけは、心身ともに大小さまざまな悩みがあるから。
一人一人の体調をいつも気にかけています」と穏やかな表情だが、体操の途中で教室生のできる事、無理をしない方がいいことを的確に把握しているように思えた。
ふらつきがある人にはその人の症状に合わせて、腰がつらい人には座布団などで高さを調整してあげるなど細やかな指導をしておられることにやさしさを感じた。
「元気になることが最終目的ではない、元気になってこれから何をするか、そして何らかの形で社会貢献、地域貢献ができたらということを信条に頑張っていきます」。
森岡さんの思いは地球規模で大きい。
生命の貯蓄体操では、随時会員を募集している。
落合総合センター教室
毎週月曜日13時半~15時半。
落合総合センター教室
毎週水曜日19時半~21時半。
西原コミュニティハウス
毎週木曜日19時半~21時半。
上野コミュニティハウス
毎週土曜日18時~20時
健康になりたい人、いきいきとした毎日を送りたい人は気軽に問い合わせてほしい。
問い合わせは、
真庭市は森岡さん
080ー1932ー9429。
津山市は田村さん
(0868)22-9506。