
つやま城東まちかつ。事務局 宇山美代子さん
今年も、津山の城東地区を「ゆっくり歩いて楽しんでもらおう」と『つやま城東まち歩き アート&クラフト展+手仕事体験』が、10月25日(土)~10月26日(日)に開催される。
途中、コロナ禍による中止があったものの、2013年から続いて今年が10回目となる。
今回の取材は、『つやま城東まち歩き アート&クラフト展+手仕事体験』の主催者、「つやま城東まちかつ。」の事務局をしている宇山美代子さんに話を聞いた。

なまこ壁や袖壁(そでかべ)、虫籠窓(むしこまど)など、当時の建物がそのまま残る街並みは、2013年に『重伝建』(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されている。
この6町にまたがる約2キロの古い街並みの出雲往来沿いに、30か所、約40のワークショップや展示が出店する。

このイベントは、津山内外の多くの人に城東の魅力を知ってもらおうということで始まった。
城東地区の店舗や個人宅などの一角にスペースを提供してもらい、県北で活躍している工芸作家やハンドメイド作家の作品の展示を見たり、ワークショップで体験をしてもらいながら、城東の重伝建の街並みを散策してもらうといったもの。

展示内容は、工芸品が陶芸、木工、雑貨、竹細工など、鉄道模型などもある。販売まで行うのは、アクセサリー、雑貨、染物、アロマなどのハンドメイド作品が中心となる。
また当日は、城東地区の飲食店舗の、ほぼ全てが店を開け、サービスの提供を行うという。通常は土日などでも早めに閉店する店が多いイメージもあったが、この日に城東に行けば、色々な店舗を見たり利用することが出来るように協力を取り付けてある。

これだけの規模のイベントだが、「準備で大変なことは?」と問いかけてみると、大変なのは会場の確保だという。出店が増えれば新たにスペースを確保する必要がある。また、特に個人宅をお借りしていた場合に多くあるそうだが、家の事情で「今年だけは難しい」と断られる場合もある。出店スペースの確保は、一軒一軒訪問してお願いをするしかないという。しかし、「これが城東地域に住む人と人とのコミュニケーションにもなっているので、地元の理解を得てイベント成功させるには、一石二鳥なんですよ」と、どこまでも前向きな宇山さん。

しかし、200枚のポスター、6000枚のチラシで広報をするなど、かなりの労力が必要となる。それでも、「城東を知ってもらうことで、津山をもっと盛り上げてたい」「活気あふれる街に戻したい」その一端になりたい。そんな思いで、この『つやま城東まちかつ。』の活動をしているのだそうだ。
その思いから、城東まち歩き以外にも取り組んでいることがある。2020年から作っている『城東おさんぽまっぷ』だ。城東にある店舗や旧所・名跡などをまわり、自分で写真を撮り文章を添えて作製した力作となる。

このような活動の成果か、近年は少しずつ城東の店舗も増えているという。
城東まち歩きのイベントも10回目となり、年々来場者も増えて手応えを感じている。地域の人も理解をして協力を惜しまない。
宇山さんは「観光客だけでなく、津山に住んでいて城東にはあまり行かない人も、是非出かけて、津山の魅力を再発見して欲しい」という。駐車場は、城東観光専用駐車場・作州城東屋敷・津山観光センターなどに無料で用意はしているが、出来る限り公共交通機関を利用して欲しいという。
また、城東町も距離が長いので、全て見て回るのは大変だと思うが、行きは歩いて回り、帰りはごんごバスを使うなどして、出来る限り端から端までを楽しんで欲しいとのことだ。

今後の目標については、「こうしていきたいなどは特になく、今のまち歩きイベントを毎年続けて開催することが第一です。そして徐々にでもいいので規模を拡大させられたらいいですね」ということだ。
10月25日(土)~10月26日(日)は、津山の城東へ一日がかりでゆっくりと楽しみにいくのもいい。ワークショップや手仕事市等のイベントは25日は16時まで、26日は15時までとなっている。秋の津山城東を楽しまれてはいかがでしょうか。

【注意】雨天でもイベントは行いますが、警報などが出る気象状況の場合は、中止となることもあるそうです。その場合はFacebook、Instagramでお知らせがあるということです。
また普段のまちかつ。の活動も掲載してあるようなので、アカウントがある方は見てください。
つやま城東まち歩き 2025 秋
第10回 アート&クラフト展+手仕事体験
【日時】
10月25日(土)10:00~16:00
10月26日(日)10:00~15:00
【会場】津山城東町並保存地区
【問合】つやま城東まちかつ。 TEL090-8241-1951
















