
図書館司書の吉延さんと、図書館サポーターズの家元さんとあさこさん、アットタウン編集者武本から、おススメ本をご紹介します。
赤ヘル 1975
重松 清(作)/講談社
サポーターズ家元さんオススメ!
ゆっくり、いそげ
影山知明(作)/新潮社
サポーターズあさこさんオススメ!
本屋の窓からのぞいた京都
恵文社一乗寺店(作)
毎日コミュニケーションズ
サポーターズあさこさんオススメ!
太陽はひとりぼっち
鈴木るりか(著)/小学館
中学生になった主人公のまわりにあらわれる訳アリの人々。みんな苦しいことや辛いことを抱えて生きているけど苦しい事ばかりじゃないよ。と語りかけてくれる1冊です。
現役高校生作家による作品です。
なんみんってよばないで。
ケイト・ミルナー(作)/合同出版
子どもに問いかけるようにかかれた難民になったらどうなるの?
日本にもやむを得ず難民となった人がたくさんいます。難民について深く知るきっかけとなる1冊です。
すごい言い訳!
中川 越(著)/新潮社
質素なイメージのある宮澤賢治が爆買いをした挙句お金に困り言い訳を綴った手紙を出していた!など文豪がおりなす言い訳の数々が収められています。
言い訳を読めば文豪に対する親近感がわくかも…。
認知症の人と一緒に作るアルバム自分史
北林陽児 山本由子(著)/翔泳社
『むかしのことを思い出す』という作業は、脳が刺激され心が落ち着く働きがあるそうです。
おじいちゃんやおばあちゃんとコミュニケーションが取りづらくなった方、おじいちゃんたちのむかし話を聞きながら一緒に自分史を作ってみてはいかがでしょうか?
●アットタウン編集者武本からオススメ本
徳川日本の洋学者たち
下山 純正 著
東京堂出版
津山洋学資料館元館長で今は津山洋学資料館友の会顧問の下山純正さんの地道な研究の集大成ともいえる一冊。
津山に行く機会がない、ゆっくり見る機会がないという方には、現地に行ったかのような疑似体験ができるし、洋学資料館ファンの人にはバイブルとなる。
当時の美作の洋学のすばらしさ探求心に畏敬の念を持つとともに、著者・下山純正さんに敬意を表したい。書店、並びに洋学資料館で購入できる。