アットタウンWEBマガジン

真庭市立中央図書館 今月のおすすめ本 vol.28

図書館職員岡本さんのオススメの本をご紹介いたします。


ボーダレスケアラー
山本悦子/著 理論社
認知症の祖母と夏休みの間だけ過ごすことになった主人公。ひと月前に死んだ犬の散歩に行くという祖母に付き添っているうち、犬の豆蔵のリードを持つと亡くなった人がみえることに気付いて…。生と死のはざまにいる「ボーダー」の存在を知り、それぞれの生前の思いを解決しようとする主人公のまっすぐな姿が清々しい。






算数・数学で何ができるの?
DK社編,松野 陽一郎監訳,上原 昌子訳 東京書籍
学校で勉強する算数や数学ってなんのためにあるのか考えたことはありませんか?この本では人類の長い歴史の中で数学がどのように使われてきたのか、現代の生活の中にある身近なことが、実ははるか昔に考えられた数学が基礎となっていることがよくわかりますよ。





うちのねこ
高橋和枝/作 アリス館
のらねこだったおとなのねこがいえにやってきた―。人間がこわくてシャーシャーと警戒が強く、なかなか近づくこともなかった猫がゆっくりゆっくりと「うちのねこ」になるまでのおはなし。和紙に墨で描かれた毛のふわふわしたタッチが本当に触りたくなるようなかわいい猫の絵本です。






わたしのクマ研究
小池伸介/著 さ・え・ら書房
秋になると冬眠のために活動が活発になるクマ。出没がニュースになることもあり、恐れられている存在です。この本ではツキノワグマの生態を糞の調査からどんなものを食べているのか、活動する森の状態がどうかなどいろいろな角度からクマの正しい姿をわかりやすく紹介しています。





サポーターズオススメ本!

なまえのないねこ
竹下文子(文) 町田尚子(絵) 小峰書店

サポーターズ うえきばち さん の おすすめ本





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