毎日、少しの運動を兼ねて愛犬の散歩に行きます。
犬って正直、元気もりもりの時は飛び出すように私の前を走っていくけれど、おなかの調子が悪いときなどぐずぐずとつらそうにします。声をかけて「いい子だね」って言ってやるとやはりうれしそうにしてくれるので朝夕の散歩は欠かせないものになっています。「こちらこそ元気をありがとう」
〈水仙の香やこぼれても雪の上〉
と加賀千代野が詠んでいるように水仙は寒い冬雪の中に似合う花です。冬に彩があるのは南天の実や椿の花のように赤を基調としたものが多いのですが水仙の黄色は寒い冬、雪によく似あいます。黄色にも色々呼び名もありますが、卵色のやさしいものにはことに癒されます。
ここそこの庭や空き地に水仙が咲こうとしているのを見つけて、初春のよろこびを感じずにはいられません。
みなさまはどう思われますか?
そして
タンポポが咲いていました。季語は春になります。季語は旧暦をもとにして季節感を感じる言葉として用いられる言葉でもありますが、逆に考えると、タンポポを見ると春を感じるという日本人独特なものだと言えるでしょう。
もう
春が近いですね。