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ずっと学び続けていきたい

株式会社 永遠輪・くるま屋商事 田口伸佐さん

心穏やかにしてくれた田口さん

大人になって学ぶこと、してますか? 
毎月掲載している美作の工芸にかかわる人は、どんなに素晴らしい作品を作っても、受賞しても研究心や技を磨くことに関してあくなき探求心を持っておられる。

一方、自分自身に慢心し傲慢な大人が多いのも事実。
自己について、自分を高めることについて「満足していない今の自分について」考える人はなかなか少ないのではないだろうか。
先日出会った、くるまや商事の田口伸佐さんは少し澱んでいた自分の心を穏やかにしてくれた。
「恥ずかしい自分や嫌な自分を認めるのがつらい」そんな琴線に触れた出会いだった。




スポーツも皆があって自分がある

まずスポーツの話をしてくれた田口さん。
津山市内にあるフィットネスクラブ、アイ・マーレでラン、ウオーキング、スイムなどに息子さんとともに通い岡山マラソンなどにも挑戦した。
「今ここ」にいる自分が好きだという。
大会当日、過去の努力、練習があって「今ここ」そして未来のゴールがある。
走っている自分の「今ここ」を意識するのが好きだという。
「客観的に自分をとらえ周りの人と楽しむのがいい」という。
低迷していたアイ・マーレチームが、皆とやる喜びを見つけ互いに巻き込みあいながら2位になったことを懐かしそうに話す田口さん。
息子さんとはまり込んで通ったがやがて一人で通うようになってしまった。



一人で継続することに自信を失い自己流にスクワットや腕立てをしてみたが、どうも続かない、そんなときコーチがかけてくれた一言「群れの中でもう少し頑張ってみましょう」それにより続いたことで「人と一緒にやる楽しさ」を知ったという。そして、その後も晴れの国、岡山100キロ歩行などにも積極的に挑戦中だ。



気づき、そして心を勉強する

10年前に、津山市小原ではじめた、くるま屋商事も当初は厳しい時代だった。
タイヤ販売と中古車販売をしていたが7年間は苦しかった。売り上げよりも、気持ちの上で自分が苦しかったのだそうだ。
「やらんといけんけど、やる気がない」と苦しんだ日々を振り返る田口さん。
そして、一日の始まりが面白くない田口さん「自分がこんなに嫌なのに、社員さんはどう思って出社しているんだろう」それは大きな気づきだった。

田口さんは今、自分の心を勉強している。
「自分を変えたいと思う自分が好き。今の自分は嫌いではないけれど満足しているわけではない」とも言う。

なんだか堅苦しい人みたい。と文章を読んで思う人もいるかもしれないが、田口さんはとても人懐っこい穏やかな笑顔で話す。
ご自身が努力をしていることに関して勉強していることに関してとても誇りを持っているように見えたが、決して自慢話ではなかった。
「自由にしていいよと言われたら僕は快楽を選んでしまいます、苦しいことから逃げると思うので、今は強制的に勉強するようにしています」。




社会貢献を目指して

「共に学び、共に栄える、津山、美作地域、日本が、世界が、地球がみんなが栄えて楽しんでいかないと何かが崩壊しそうな気がします」「だから、気づきを気づくたびに直していく、気づかなかったらいつか気づいたときに直していけばいいと思います」「社員のみんなは出せていない潜在能力がいっぱいあると思っています、これからも模索しながら社員や、家族、人や社会に貢献できるよう努力していきます」。
これからも学び続ける田口さんに期待したい、皆が喜びを感じるように。


自己開示をすることによって自身や勇気を取り戻した田口さん。
話している時も全く押しつけがましくもなく、偉そうに言っているのではない。

鼻っ柱だけが強い、負けを認めたくない、人のせいにしたがる、努力をしても何もならない、頑固で人の意見を聞かない。
など誰も一つや二つ持っていると思う。
私もそうだ。
気づいても気づかないふりをしている自分がいる。
謝ることをしない私がいる。
明日は謝れなかった人に、メールではなく「おてがみ」を書いてみようと思っている。

田口さんとの出会いは少し私を素直にしてくれた。

株式会社 永遠輪 くるま屋商事
津山市小原159-22
電話 (0868)22-9270
(取材ライティング・武本明波)

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