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津山は徳守神社にお邪魔さま

2019年06月06日

昨日徳守神社に寄りました。

木々の緑も深くなり、木陰も濃く映り心地よい風が吹き抜ける境内は、小さいながら凛とした雰囲気を持つ神社です。

本殿は津山ならではの中山造りで、横に回ると良くわかります。

この造りはこの地区以外では、まず見ることができない貴重な神社建築様式なんです。

(中山造りとは、入り妻の入母屋造りの屋根に、唐破風の向拝を付けたものです。)



最初に目につかなかったのですが、気がつけば立っている鳥居は全て中山鳥居なんです。

気づくと「こんなに小さな鳥居も中山鳥居だ!」。

(中山鳥居は明神鳥居の貫が柱を突き抜けていない鳥居で、この地域以外だと他に三重県などでも見られます。)



本殿から幣殿、拝殿と続く屋根は、檜皮葺きに緑青を覆ってあり緑青を剥がすと、すぐにでも檜皮葺きの屋根に戻りそうです。

日ごろ何の気なく見ている徳守神社も、注意してみることで新しい発見がありますよ。


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