アットタウンWEBマガジン

マイナ保険証について(全5回)第1回

衆議院議員 前 内閣府大臣政務官 兼 復興大臣政務官
 平沼正二郎氏 寄稿

正ちゃんのコラム


前回までは主に防災減災に関して記載しておりましたが、今回より皆様の関心も高いことが予想される健康保険証に関して記載していこうかと思います。
まずは今後の保険証がどうなるかを整理しますと
2024年12月2日以降、現行の健康保険証は新規発行されなくなります。
すでにお手元にある発行済みの健康保険証は2025年12月1日まで利用できます。(期間内に資格喪失をしない限り)★現在の保険証の期限をよくご確認ください。
その後はマイナ保険証が基本となります。ではどのようにマイナンバーと健康保険証を連携させるかといいますと
①医療機関の窓口でマイナンバーカードを顔認証付きのカードリーダーで読み取って利用登録
②お持ちのスマートフォンやパソコンでマイナポータルにアクセスして登録申請
となります。①がもっとも簡単な方法になります。注意点としては顔認証になりますのでうまくお顔の読み取りができなかった場合にマイナンバーカードに登録済みの4桁の暗証番号(マイナンバーカード利用者証明用暗証番号)が必要になりますので、お忘れの方は住民票のある市区町村の窓口で暗証番号の再設定が必要となります。
※窓口での暗証番号再設定の際は顔写真付き公的証明書(運転免許所やパスポートなど)による本人確認になりますので、詳しくはお住いの市区町村窓口におたずね下さい。
一方でマイナンバーカードを取得していない方やマイナンバーカードを健康保険証として利用する登録をしていない方(あえてマイナ保険証の利用登録解除を申請した方など)には健康保険証の代わりになる「資格確認書」が今後送付される予定です。
また、各種医療費助成証(小児医療証、重度障害者医療証、ひとり親家庭等医療証など)をお持ちの方は、これまでどおり医療機関等の窓口にご提示ください。

(次号へ)

※このコーナーでは『平沼正二郎』氏の寄稿文を、
 原則、原文のまま掲載しています。

関連する情報