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高天原と伊邪那岐

2019年07月20日

皆さんご存知だと思いますが、高天原伝説で最も有力な候補地が蒜山です。

国譲り伝説などで出てくる神々が降り立った高天原。


もう一つの有力伝説地である宮崎に霧島連峰にある高千穂は、距離的に余りにも出雲から遠く高天原と言うには無理がります。

国譲り神話では出雲の国が領地を渡し、そこに神々が降り立ったのですから出雲のすぐ近くでないと話がおかしいですからね。


実は高天原は蒜山だけではなく、美作国全体を指して那岐山が、伊邪那岐が降り立った地と言われています。

伊邪那岐から取られた那岐と言われています。


また、伊邪那美は新見の西側である広島県、島根県、鳥取県、岡山県の境付近にある比婆山に祀られているとのことです。


実は美作の国も、出雲国から連なる日本神話のゆかり地域の一角なんです。


神話は作り話ですけど、実は全くのフィクションではないと言われています。

実際にあった史実を、オーバーに神格化させて物語にしていると考えてください。

そうすると3世紀から5世紀の頃は美作国も日本の中心の一角だったとなります。


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