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大正レトロな町もお正月準備に

2018年12月27日

津山市西今町は、大正時代を思わせる町並みが続く。並ぶ商店の看板も少し剥げかけたウイスキーの商標の絵であったり、この場合「ウヰスキー」といったほうがいいかもしれないが。。。
白い壁と落ち着いた木の格子のやさしいコントラストが郷愁を誘う。東には津山の市街地、西には各宗派の寺の密集する西寺町があり、お盆やお彼岸、お正月には徒歩や自転車も含めて少し賑わいを見せる。渋滞で困るほどではなく、ほどほどににぎやかなのが津山らしいいいところ。

西今町から東には津山の総鎮守「徳守神社」があり
北には津山藩初代藩主・森忠政公の菩提寺である本源寺も。

北風が強い今日の津山市。西今町の一番端にある作州民芸館は、大正9年、旧土居銀行本店として建設され外観は正円アーチと直線で構成されるルネッサンス様式が基本。玄関周辺は両翼を張り出す厳格な左右対称など凝った強健なつくりとなっている西洋古典式風、石造り風の外観で、大正時代の面影をしっかり残しながら強風に耐えていた。


津山市内では、津山城(鶴山公園)にも門松が設置され、お正月準備真っただ中だ。

(明波)


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