アットタウンWEBマガジン

美作地域のサグラダファミリア

2019年01月09日

津山市下高倉西のボルダリングジムの外壁に色合い鮮やかな絵を見つけた。

作者は藤本隆美さん。

「完成時期は考えたことがない」という。

色合いは、とても鮮やかで、不思議な魅力がある「冬場は絵の具が固くなるし、天気が良すぎてもすぐに乾いてしまう、湿気が多いときは反対でいつまでたっても乾きません、だから気候や天気を見ながら少しずつ作成していきます」、、、いや、ちょっととってもわがままじゃありませんか。それってまるでサグラダファミリアとおんなじではないか。


藤本さんの作品、いつ仕上がるかは不明


彼自身、自分を否定するかのように話をするが、その多才ぶりは素晴らしく、ジャズに造詣が深く自身もウッドベースを演奏、またフランス在住歴を持ちフランス語にも堪能だ。絵画はもとよりいただいたボールペン画も「う~~ん」とうならせる。時間の使い方も非常にマイペースで驚かされることがいっぱいある人。


藤本さんの絵は今、津山市西今町の「かふぇ花音」で常設展示してあるので一見の価値あり。また藤本さんご自身にも会える確率も高い。

「かふぇ花音」は地元のあらゆるアートの作家を応援しており、藤本さんはその中でもVIP級。

2月28日から3月26日まで藤本さんの写真展「Photo del’exposition solo」Tkami Fujimotoが行われる。藤本さんの世界観に浸れる時間をもってみてはいかがだろう。きっとなにかの影響を与えてくれるに違いない。

かふぇ花音は津山市西今町64


(明波)

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