岡山最北端の駅因美線美作河井駅。
駅のすぐそばには、矢筈城跡への登山口があります。
駅に登山用の杖も置いてある。
それもそのはず、矢筈城は、
標高756m、東西1600m、南北500mの
壮大な規模を誇る県下最大の中世の山城だったそうです。
筆者は下から眺めるだけにしましたが、
駅前にある矢筈城跡保存会のみなさんが建てた看板を
拝見すると、宇喜多氏や羽柴秀吉などの軍勢からたびたび攻撃を受けたが、
その都度撃退し、本能寺の変の後、毛利輝元らの要請を受けて、
重継が退城するまで、矢筈城は築城以来、一度も落城することのなかった
難攻不落の堅城として知られています。と記されています。
歴史上のビッグネームが登場したのに驚き、
秀吉でも落とせなかった城にロマンを感じます。
もっと取材して知りたい隠れた名所です。