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HIROYUKI's PHOTO EXHIBITION  県北の秋麗(あきうらら)Ⅰ

~プロフォトグラファー 池田ひろゆきさん~


今回も真庭市在住のプロフォトグラファーの池田さんに写真を提供してもらいました。
澄み渡った高い空。
まだ、初秋。日中、まだ暑さが残る中、朝晩は気温が下がり、心地よい風が吹き始めます。野山では、セミの鳴声に代わり、鈴虫やコオロギの声が大きくなり、秋の訪れを実感させます。
野にはリコリス(彼岸花)が咲き、その赤い花が風景に彩りを添えます。また、リコリスの赤い花と、真っ赤な夕焼けのコラボレーションが幻想的な雰囲気を醸し出す。初秋は、そんな季節です。


川東公園

言わずと知れた岡山県を代表するリコリスの名所です。多くの方が、訪れたことがあるかも知れませんが、自然群生した真っ赤な花が、一面を覆いつくす様は圧巻です。まだ、行かれていない方は、是非訪れてみてください。









リコリス

真っ赤なリコリスは、リコリスラジアータという品種です。
日本名では、『曼殊沙華』とも『彼岸花』とも呼ばれています。毎年、秋の彼岸の頃に茎が伸び花を咲かせ、花が枯れる頃から、気温が上がる4月頃まで葉が茂り、気温の上昇と共に枯れていきます。
赤以外にも、黄色・オレンジ・白・ピンク・紫など、様々な色の園芸品種があり、近年、人気が高まっています。
一面を覆う真っ赤なリコリスもいいですが、庭にポツンと咲くカラフルなリコリスも良いですよ。



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