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JR因美線 美作滝尾駅 周辺紹介編

2021年12月16日

美作滝尾駅では、周辺を紹介する前に駅舎の紹介が必須になります。
この駅舎、映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の冒頭シーンで登場する観光名所でもあるのです。
駅舎が建てられたのは昭和の前期、1928年(昭和3年)となっており、焼の入った茶色い板張りの壁と赤茶色の瓦は昭和前期の雰囲気を強く感じさせてくれます。
この駅は外観だけでなく駅舎内もノスタルジー満載で、木と漆喰で構成された壁や、木製の窓や戸は、古いものの美しさを見せてくれています。
2008年の10月に建造物として登録有形文化財に登録され、駅舎が後々まで残っていくことでしょう。

さて、駅を離れて堀坂の紹介になります。
堀坂で気になるのが、堀坂神社の杉並木と、医王山城跡。どちらも駅から直線距離で1㎞もない距離にありますが、この二つは方向が真逆。
そこで、道なりに行くと距離もあり、山道が必須な医王山城跡を諦めて堀坂神社へ向かう事にします。
ここの杉並木は、岡山県の地方新聞が選んだ『津山名所百景』ということです。
まず駅を出て滝尾駅口のバス停を目指します。直線距離では100m少々なのですが、バス停方面に道はないので4倍ほどの距離を歩くことになります。
滝尾駅口のバス停に着くと5差路。そこの右の細い道に斜めに入ります。
100mほどでY字に分かれる交差点になり、左の道に進むと、すぐに広場。手前を左折すると参道です。
参道を100mほど進んだ交差点には『村社 堀坂神社』という社標があり、その先に見える二本の鳥居を潜り杉並木へ入ります。
うっそうとした、山の中を通る参道の両脇に太めの杉が、約50mほど立ち並んでいます。
ヒーリング効果を感じに行ってみてはどうでしょうか。

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