津山市加茂町にある三浦駅。
駅ホームに桜の枝が覆いかぶさり、花の屋根ができることで、アマチュアカメラマンに人気のスポットです。
この駅が最寄りのスポットとしては、徒歩で行くには遠いですがラビンの里やせせらぎ公園、ウッドパーク声ヶ乢もありますが、４キロから６キロと距離もあり、勾配もきついため、今回は、徒歩でも行ける、隠れたスポットを紹介します。
それは、掘り出し地蔵さんと呼ばれる、お地蔵さんとなります。
戦国時代に廃寺になった光明寺にあったものらしく、大正時代にこの辺りが開墾された際に、土の中から見つかり、近くに祀られたと伝わります。
その当時に、神経痛を患っていた老人が、このお地蔵さんに参拝すると、全快したという話があり、美作一円から多くの参拝者が、お詣りするようになったということです。しかし、それも戦前までで、次第と参拝は減り、今のように普段は参拝者がいない状態となったそうです。
さて、三浦駅から北東に２キロ程の場所にある、掘り出し地蔵さんをを目指します。
途中で、三浦八幡神社のカゴノキを見に寄ろうと思いましたが、少しでも歩行距離を短くしたいと、最短距離で向かうことにしました。
これが正解。登り勾配が続く、２キロ少々の道のりは、案外にきつく目的地に着くころには、疲れ果ててしまってました。
県道に出てから、最初は自然あふれる景色に、気分よく歩いていましたが、周りに家もなく次第に疲労感を感じるようになりました。
ここは、徒歩ではなく車での参拝の方が良かったかもしれません。
その代わり、帰りは下りで案外楽でしたよ。
