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駅めぐり 周辺紹介編JR姫新線 富原駅

2022年11月14日

駅めぐり 周辺紹介編


真庭市の勝山・久世方面から新見へ抜ける山間の集落になる富原。美作地域最西端となる駅です。

ここも、まさにといった山間の風景が楽しめる場所となっており、急峻な山肌に谷筋には川が流れ、緑に覆われています。

 さて、洒落た木造建ての富原駅に降り立つと、すぐ目の前が新見に抜ける片側一車線の県道となっています。

富原駅前は、商店があるものの、集落の東端に位置しているため、やや寂しい感じがします。その駅前を集落の中心部のある東に向かって歩きます。

約200mほど歩くと、右側に川を渡る橋が見えます。この橋を渡って進むと集落の中心部に行く事が出来ます。

中心部に向かって進むと、見えてくるのが郵便局です。この辺りから集落の中心となります。
戦前から戦後間もなくの時代の建築と思われる、昔懐かしい街並みが続く、心安らぐ風景のエリアとなります。

そして、今回の目的地として設定したのは、富原の八幡宮。

この郵便局から300mほど歩き、学校の手前の橋を渡り、学校に沿って進むと県道の下を潜る様になります。そこを潜れば、すぐに見えてきます。

どこの地区にもある八幡宮ですが、ここの八幡宮は、少し離れた月田川を含め、三方を川で囲まれ、一方が山という、正に自然の結界の中にあるお宮さん。

神社は、神域の境に川や池などがあり、神域と俗界を分けてあるなどと聞きますが、ここほどハッキリと結界が引かれた神社も珍しいと思います。昔は月田川まで神域が広がっていたのではないかと想像を膨らませる往復2キロ強のお散歩でした。

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