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郷土玩具収集家杉元耕司さんの土人形コレクション Part 9

全国各地で古くから郷土色豊かに作られた土人形で出雲街道に因縁の「歌舞伎を演じる土人形たち」を紹介します。今では、制作者の方が無く希少な人形となりました。


島根県 長浜人形


義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

桜花爛漫の吉野山で佐藤忠信は、主君・義経から静御前の警護を命ぜられますが、実は忠信は狐の化身だったのです。
そして静の持つ、狐の革でできた「初音の鼓」を親と慕うのです。静が鼓を打つと、狐装束・狐手で天井から現れ、床下へ消え、宙乗りまで縦横無尽の演技をします。
歌舞伎三大演目の一つです。

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