― 歌舞伎を演じる人形たち ―
全国各地で古くから郷土色豊かに作られた土人形で出雲街道に縁りの「歌舞伎を演じる土人形たち」を紹介します。今では、制作者の方が無く希少な人形となりました。
仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)十一段目 両国橋引揚げ
京都 清水豆人形
前夜から降りしきる雪の中を
浪士たちは吉良邸に到着するや
由良之助の打ち鳴らす陣太鼓を合図に突入。
作州出身者・横川勘平は表門。
茅野和助は裏門、神崎与五郎は表門であった。
上野介の首級を泉岳寺の主君の墓前に
供える為、両国橋を渡ります。