郷土玩具収集家杉元耕司さん
全国各地で古くから郷土色豊かに作られた土人形で出雲街道に因縁の「歌舞伎を演じる土人形たち」を紹介します。
今では、制作者の方が無く希少な人形となりました。
京都
伏見人形
助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
江戸一番の二枚目・花川戸助六は、「いま楊貴妃」と呼ばれる美貌の花魁・揚巻と恋仲ですが、毎夜、花の吉原で喧嘩を売り相手に刀を抜かせ、源氏の宝刀「友切丸」を探すのです。
助六は、実は曽我五郎時致(ときむね)だったのです。
市川団十郎・成田屋、歌舞伎十八番の一つです。