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芸術の秋を先取り

第9回 まにわ工芸祭に逸品と笑顔が集う

芸術の秋を先取りした第9回まにわ工芸祭が、9月7、8の両日、真庭市勝山の勝山文化センターで行われた。
会員の一年間の制作活動の集大成として17部門72人がそれぞれの思いを込めた作品を展示した。
趣味として一人コツコツと制作している人や、グループで学び作った作品がずらりと並び見る人を圧倒した。



それぞれの展示品と作者の思いを聞いてみた。

①まにわ工芸会会長 小椋一さん(真庭市蒜山西茅部)
10年前の国民文化祭で真庭市は工芸の展示会場だった、次の年から祖の機運を継続させようと今回で9回目になる。ほとんどの人がアマチュアで年一回の展示会を目指して皆さん頑張っているので、じっくりゆっくり見ていってほしいです。




②「Atelier Key」主宰の今石敬子さん(真庭市上市瀬)
毎年共同作品を出しています、モミジアオイ、スカビオサ、スモークツリーなど皆で取り組みました。モミジアオイの花芯の細かさを見ていただきたいです。




③尾崎延一さん 真由美さん(真庭市上市瀬)
雛とシャドーボックスを出品した。細かい作業でピンセットで貼ったりするのが根気が必要です。新作を作る時にデザインを考えたり生み出すのが大変ですけど、楽しんで作っています。道の駅・醍醐の里にも出荷しているので見てほしいです。




④楢本眞久さん(真庭市惣)
眞久さんはバードカービングを、妻の幸子さんはマクラメ手芸を出品した。バードカービングは、羽一枚一枚をていねいに彫りました。スズメくらいの大きさで仕上げる時間は約80時間位でしょうか。お手本は剥製で、細かく作っているのでぜひスマートホンなどの写真に撮って拡大してみてほしい。




⑤山下琴子さん(真庭市久世)
16年くらい前からやっています。畳の縁やネクタイ、ハギレなど素材は色々で、根気がいる作業です。作る前にどんなものを作るのかアイデアを考えるのが難しくもあり楽しいです。




⑥赤尾都さん(真庭市江川)
10年ほど前からやっている押し花絵は月に一回教室に行って制作しています。花が大好きなので身近な花なども使っています。




⑦楢崎裕子さん(真庭市西河内)
大病をきっかけに体験でやってみて楽しかったので始めました。「元気出して」と励ましてくれる人もいて辞めずに続けています。還暦の記念で今回は気合が入りました。ご主人の賢士さんは曲線の中に枠がキリッと引き締まりいい作品ができたと思う、と笑顔。




⑧山根京子さん(真庭市神庭)
ミニバラやスノーボールを使って押し花絵を制作しました。教室で制作していますが、とても楽しい時間を過ごしています。




⑨勝山陶芸教室の田村精男さん(右・真庭市神庭)松尾叔子さん(中)米村純二さん(左)
勝山陶芸教室は14人で今年は5人出品しました。和気あいあいと楽しく、初心者から長くやっている人などさまざまです。備前、信楽、萩などの土を使って手ろくろで、自由に作っている。なるべくやりたいようにやってみるようにしています。




⑩西山賢治さん(真庭市木山)
仏壇や神棚などの修理をしていました。今は工芸に没頭しています、縞柿を使った飾り棚や、木の木目を生かした飾り箱を出品しました。まず木の気持ちを鎮めるところからが私の作業になります、湿気や感想など十分注意して製品にしたときにくるいがないよう心がけています。仕上がった時に自分の思い通りに名っと時に喜びを感じ、木のあばれがすごかった時に静まってくれたらそれ緒も大きな喜びです。




⑪谷口昇さん(真庭市上市瀬)
毎年自分に課題を出すことにしています。素材集めから始まり、廃材を加工したりアイデアを考えるのが楽しいです。車の修理工場をしているので塗料缶なども使います。今年はミニオンズやチコちゃんなどはやっているものを作ってみました。




⑫勝北木工クラブの小竹久志さん(左)本名一さん(右)
思い思いの作品を作っています。材質にこだわる人、迫力のある作品の人、展示会を見据えて制作する人など、それぞれに特徴があります。




ワークショップもにぎやかに行われました

まにわ工芸展では、ワークショップも行われ、多くの参加者たちが木工芸や押し花を使った作品に挑戦しそれぞれ懸命に作品制作に取り組んだ。




木工芸のワークショップで指導役をしていた浅雄行敏さん(写真右・真庭市上市瀬)、馬場修身さん(同中・真庭市三崎)、西本光男さん(同左・同市久世)は、「三人とも作ることが好きです、みんなでアイデアを出し合ってみなさんにワークショップを楽しんでいただけたらと思います」と笑顔で指導している。
今回は三つの俵に乗ったネズミの制作体験。




三つの俵は木目が俵の雰囲気を出しており、参加者は磨いたり削ったりしながら楽しんでいた。
難しいのは上に乗ったネズミのしっぽと耳で細かい作業に苦戦しながらも、それぞれに顔の表情が違うネズミを作っていた。
「来年の干支は子年なので、縁起物にもなります。昔は床の間に飾っていたなあと思い出話をしながら作る人もいて和気あいあいとできたと思います」。




他に子ども向けの独楽(こま)を作るコーナーもあり、好評だった。
出来上がった作品は、その日のうちに持って帰る事が出来、大切に袋に包んで持って帰っていた。




押し花を使ってバッジやソーラーライトキーホルダーづくりの体験は、女性が多くにぎやかに笑い声が絶えなかったが、皆、作品を作るときには真剣なまなざしでピンセットを使いながらお気に入りの押し花を選んでは土台に置いていき世界に一つしかない作品を熱心に作っていた。




キーホルダーを作った真庭市美甘の岡田浅枝さん(写真左)は「お花が好きです。
生花の押し花を使っているのがすてき、ネコやお花で飾ったキーホルダーはライトが付くのもとても気に入っています」向井隆子さん(同右)は「2回目の体験です以前は額を作りましたいいのが出来たので早速使います」と作ったばかりの作品を見せてくれた。





缶バッジを作った真庭市下方の吉原由美子さんは「10分くらいで作りました。初めてでしたが花を載せるだけでできました、うれしいです。せっかくだからつけて帰ります」とブラウスの胸につけていた。




押し花作品の指導をしていた津山市伏見町の関幹枝さんは「植物は癒し、元気をもらえます。
毎年ワークショップをしています、みなさん喜んで作ってくださるのがうれしいです。
勝山でも教室をしていますが津山市内などでも教室をしています、興味のあるかたは見学してください」と話していた。




関さんは、押し花教室や体験教室を随時受け付けているので、興味のある人は連絡してみよう。
関幹枝さん 090-1686-6088。

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