鏡野町沖の池田晃さんの自宅そばの温室にはシンビジュームの鉢がいっぱい。
630種、1200鉢を育てているという。
初めて出会った
ピンクのシンビジューム「乙女」
旧勝北町、新野小学校で小学校教諭をしていたころ、勤労生産の授業の一環で花づくりの楽しさを体験し、職場の先輩から一鉢もらったことがきっかけ。
上齋原小学校勤務の時に山上げに来ていたランの生産者と知り合い、その後シンビジュームの奥深さに引き込まれたという。
「現職の頃は、仕事が終わった夜遅くでも電気をつけて花の世話をしました。忙しい中にもその時間がほっと一息つける時間だと気づき、退職してからも花になごみをもらっています」と池田さん。
2月22日シンビジューム鑑賞会
「皆さん、シンビジュームの管理は難しいと言われますが、慣れれば簡単です。日光や水、肥料、温度など気を付ければ、誰でも楽しめます」と池田さん。
私も、記念日に娘にもらったシンビジュームをほったらかし。
水の加減や株分けなど、分からないままだ。
そんな人たちのために、2月22日~24日に行われる「シンビジューム鑑賞会」で池田さんが相談に乗ってくれるというのだから、花をめでるとともに、色々相談してみるとよい。
多種多様な花をめで、育てる楽しみを知ってほしい
「今は住宅事情もあり、コンパクトな種類もあるので、マンションなどにお住まいの方にも楽しめる種類があります。
華やかなものはもちろん、和室にも合うようなしっとりとした花もあるので鑑賞してみてください」23日には、東京ドームで行われる「世界蘭展」に出品・出展する高知県の石田蘭園の販売もある。
「花をめでる楽しみは生活の中にゆとりやなごむ時間を与えてくれます。
イライラした気持ちも安定するので、シンビジュームに興味を持ち、育てる楽しみを持っていただけたら」と池田さんの花にかける愛情はどこまでも深い。
問い合わせは、
鏡野町沖583 池田晃さん
090-7771-6549まで。