筋肉ピアニスト系YouTuberとして大ブレイク中のフォルテさんのピアノミニリサイタルが2月22日、鏡野町竹田の鏡野町ペスタロッチ館夢ホールで行われた。
「マッチョ」超絶技法のフォルテさん
「おはようございマッチョ」から始まったリサイタル。
一番のお気に入りというエチュードOPナンバー1などを、ペスタロッチ館満員の観客を魅了した。
超絶技巧パフォーマンスと言われるアルペジオの多い難しい曲を披露すると大きな拍手がわいた。
筋肉系と言われるフォルテさんは、YouTubeではタンクトップ姿で東京都庁や、京都駅などの設置ピアノでゲリラ的に演奏するが、鏡野町は「寒い寒い」と言い、スーツ姿の正装でアグレッシブな演奏を繰り広げた。
さすが教育学部出身の指導は心に響く
子犬のワルツの演奏では、弾き終わった後に練習の仕方をお話し。
鍵盤を指の重さ(重力)だけでタッチし子犬にするように、強すぎるとクマになってしまうよ。などとやさしく的確に会場に語りかけた。フォルテさんの説明に身を乗り出して聞いていた母娘は、「今、ちょうど子犬のワルツを練習しているところなのでとても分かりやすく教えてもらったような感じです。早く家に帰って練習したいです」と話していた。
フォルテさんは、音楽大学ではなく国立大学教育学部出身。
ピアノ教師をしていた母に厳しくピアノを習っていた時のことや、スランプにおちいったときの自分なりの対処の方法、練習の方法などをやさしく語りかけた。
フォルテさん独自の音楽との向き合い方などを岡山県北で聞く事ができたうれしく楽しい時間だった。
また、観客の写真撮影の時間もあり多くの人たちがスマホカメラで撮影していた。
デビューCDはベルフォーレ津山で録音
フォルテさんの初のデビューCD「CON FUOCO」は、ご自身が人生で初めて大きな賞をもらったというベルフォーレ津山で録音したもの。
ピアノは、スタンウエイ、調律はアットタウンの兄貴・ピアノ工房アムズの松岡一夫さんがした。
コンサートなどで販売するのでまた、岡山県北に来てくれることを願っている。
YouTubeで再生して、ファンになってほしい、今、旬の筋肉ピアニスト系YouTuberに大きな期待を寄せている。