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毎日の食を心豊かに

津山市ソシオ一番街の鈴鹿屋が、食器、ギフト、キッチン雑貨専門店「鈴藍音」となり沼柳通りに開店して丸2年になる。
落ち着いた色合いの食器が目に優しい。
接客をしてくれた小池佳子さんは、縁の下の力持ちとして経理を担当し、お客さんや従業員の相談相手として店を支える。
「最近は中食が増えているようで気にかかります」と憂う。
外食とはレストランなどへ出かけて食事をすること、内食とは家で素材から調理した食事だ、中食とはお惣菜やコンビニで買ったもの。




(忙しいから、洗い物しなくて済むし)と思った、小池さん自身もお惣菜を買うこともあるというが「孤(個)食で中食では味気ない、パックのままではなく食器に盛り付けるだけでも違ってくるんです」。
確かにお惣菜でもインスタントでも、お気に入りの食器に盛り付ければおしゃれな気分に、そして今度は手作り料理をしてみようかとの思いも湧く、テーブルに花を飾りたくなるかもしれない。




小池さんは、食空間コーディネーターとして高校生に食の大切さを伝え、おいしく楽しく食べる工夫を提案している。「食事、食器を通して豊かな生活ができることを知ってほしい」そう話す小池さんの笑顔は、食と人に向き合う優しさにあふれている。



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