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心地よい時間をジャズ&ポップスで

6月下旬、日曜日の昼下がり。
アフタヌーンジャズ&ボッサ主催の演奏会が津山市西今町のかふぇ花音で行われた。
ギターの小野洋一さん、ベース・小阪基起さん、ボーカルギターの松本一成さんが生演奏をし、カフェ店内がいっぱいになるほどの観客は楽しいひと時を過ごした。

多くのファンを魅了する

松本さんの甘い歌声のWe Are All Aloneが始まると観客は思い思いに聞き入る。
小野さんのギターは存在感がありとても雄弁に流れるように奏でられる。
小阪さんはやさしく静かに低音を支えている。
今回は前出の曲をはじめ松田聖子の曲をアレンジしたスイートメモリーズ、酒と薔薇の日々、ベンチャーズでなじみ深いキャラバンなど9曲を演奏した。
毎回楽しみにしているというファンも多く一曲一曲が観客の心に響きゆっくりと体を動かしたり、目を閉じてアンニュイな感覚に身を任せる人など思い思いにジャズやポップスの流れる時間を過ごしていた。
新見市から来た50代の女性は、「ライブがあると聞いて楽しみにして来た。期待通りのすてきな演奏で身も心も癒された感じです」と笑顔で話してくれた。



心を癒すボーカルを勉強中
そんなベテランの奏者に支えられ、心の癒しを音楽で分け合えればと、ジャズボーカルの練習を重ねてきた中原光子さんがはじめて、ゲストとして観客の前で歌を披露した。
中原さんは緊張しながらもYou'd Be So Nice To Come Home Toなどスタンダードナンバーを3曲歌った。
津山で生まれ高校卒業まで津山で過ごし、今は岡山市在住。「午後のひと時を皆さんと一緒に過ごせ、歌えたことが幸せです」そして「歌はエネルギーを与えてくれるし、悲しみを薄める効果があると思います」と静かに話した。
中原さんは心の癒しを追及しておりジャズボーカルの練習を積んできた。


暮らしの中でちょっとしたスパイスになれば

7月初めには、関西の有名ピアニスト瀬戸啓二さんと岡山の歌姫・遠藤マリさんとスペシャルセッションを行い一流の演奏家たちのライブとあって大勢のファンたちを魅了した。



同バンドは月に一度、同店でライブを行っており、1ドリンク付き1000円。
スペシャルゲストなどがあるときは料金が変動する。
随時同店のフェイスブックで告知をしているので要チェックだ。
小野さんは「音楽は人々を和ませたり感動させたりしますが、皆さんの日々の暮らしの中でちょっとしたスパイスになればとおもいつつ、いつも演奏しています」と話す。
これからもアフタヌーンジャズ&ボッサから目が離せない。


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