
衆議院議員 前 内閣府大臣政務官 兼 復興大臣政務官
平沼正二郎氏 寄稿
前回の内容に加えてもう一つ注意点がありまして、マイナ保険証で受診の際に気を付ける必要があるのが、仕事などが切り替わって保険証が変わった場合には注意が必要です。ちょうど切り替わりの時に医療機関で登録をしようとすると切り替わった情報がまだ連携されてなくてエラーになる場合があります。
今回私もそれに運悪く当たってしまいまして、私が最近まで政務官の任をいただいていたのですが、政務官になりますと所属が政府になりますので、私の場合は内閣府の政務官でしたので所属が内閣府になりました。その結果、国民健康保険だったのが内閣府の共済組合保険に切り替わっておりました。
そして、政務官の任を現在は解かれたのですが、そうするとまた国保に戻る事になるわけですが、これは私だけでなく家族も同じですので国保に戻る手続きをしなければなりませんでした。因みに内閣府共済に入る際は役所が手続きをしてくれましたが、ヒラ議員に戻って国保に再加入する際は自分で手続きしなければなりません。その事が私もよく分かってなかったので、さきほど書きました子供がマイナ保険証利用しようとした際にまだ国保の加入手続きが済んでおらずデータ連携されてなかったため医療機関の窓口でエラーとなってしまいました。
よって職業などが切り替わったタイミングとマイナ保険証登録のタイミングが重なってしまう場合は少々注意が必要となります。
(次号へ)
※このコーナーでは『平沼正二郎』氏の寄稿文を、
原則、原文のまま掲載しています。