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初詣特集【津山編】

新年に向けて準備に忙しい各神社。
みなさん初詣の予定はたてられましたか?
初詣に向けて津山市内四神社をご紹介します。
今回は津山観光マイスター赤坂健太郎さんに、ご案内、各神社の見どころなどを紹介していただきました。
着物姿での撮影は赤坂さんと、津山市東新町の「着物レンタル・古都小町」店主の宇山美代子さんにご協力いただきました。

美作国一ノ宮 中山神社


707(慶雲4)年創建。「中山鳥居」「中山造」で有名な神社。
本殿は1559(永禄2)年に尼子晴久が再建したもので国の重要文化財に指定されている。
美作国が備前国から分立した際に吉備の中山から勧請を受け創建されたといわれる。

【所在地】津山市一宮695
【御祭神】(主祭神)鏡作神(相殿神)石凝姥神、天糠戸神
【交通規制など】規制は特別にはないが神社に向かう旧道は混雑が予想され警備員が配置される。
駐車場有
露店は4~5店出る
【縁起物の授与】あり

宮司・岡本正弘さんから「年頭に際して、旧年の感謝、新年のあいさつ、おかげを願い、お守りをお願いしてください」と言葉をいただいた。

見どころ
正面の大鳥居は両柱を支える貫はあるがその柱から出た部分(木鼻)がない「中山鳥居」とよばれるもの。
高さ約11メートル、1791(安政3)年に瀬戸内よりはるばる運ばれてきた。社殿の「中山造」は美作の多くの神社の模範とされた。末社のひとつ「猿神社」は今もなお子猿のぬいぐるみが多くの願主によって奉納されている。


津山総鎮守・徳守神社


社伝では733(天平5)年創建、式内社ではない。
旧社格は県社で格式が高い。
初代津山藩主・森忠政が津山城を築くにあたり、当初小田中にあった社地を現在の地に移し、津山城下の総鎮守とした。本殿は岡山県指定重要文化財。
鳥居が中山鳥居、本殿が中山造で一宮の中山神社に見られる様式がここでもみられる。

【所在地】津山市宮脇町5
【御祭神】(主祭神)天照皇大神(相殿神)国常立尊、伊弉諾尊、月読尊、誉田別尊
【交通規制など】特になし。
津山西小学校が駐車場になる。
露店は3店くらい
【縁起物の授与】あり

見どころ
本殿の花彫刻は近世初期の高い技術による透かし彫りが施されている。
津山市指定重要文化財の大神輿が展示されており、重さ約1トンとされる大きさで、金色に輝く美麗な姿と相まって日本の三大神輿の一つとされている。
境内神社のお花宮善神社にまつわる悲しい話がある。


福の神 出雲大社美作分院



大国主命を祀っている出雲大社の分院。
1882(明治15)年に津山に創建、1988(昭和63)年の区画整理で現在の建物になる。
本殿は入母屋造(大社造ではない)
【所在地】津山下町87
【御祭神】(主祭神)大国主神(相祭神)天御中主神、高御産霊神、神皇産霊神、天照大御神、産土神
【交通規制など】特になし
露店が4~5店出る
【縁起物の授与】あり

見どころ
古くからあるご神木のケヤキは、近年パワースポットとして人気を集めている、ご神木に触れ周りを周回したのちにご神木を祀る祠に参拝すると癒しや縁結びなどのご利益があるという。
大しめ縄は出雲大社を彷彿とさせる。
津山城や武家屋敷などを眺望する事ができる。
おみくじには吉凶が書かれておらず、おみくじの内容を見て自分で判断するというもの。


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