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monsieur Fujimoto の 絵画

ごくごく個人的なことで以前、私は放浪の旅をしたことがある。青梅街道をひたすら江戸(東京日本橋)に向けて足を進めていた。途中腹が減りポケットの銭が二百円弱あった。しばらく歩くと左手に小さなパン屋を発見。

何か買えるものはないかと店に入り、「十円しかないが、何か安いパンはないか?」とパン屋の女主人らしき人に尋ねると、「コレならタダで差し上げられますよ。」と言って店の奥から小さなビニールの袋に入ったパンのミミを持ってきてくれた。

ありがたくいただいて店を後にした。

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