図書館職員中山さんのオススメの本をご紹介いたします。
今日もレストランの灯りに
岩永直子(著)
株式会社イースト・プレス
医療の専門記者が50歳を目の前にして、イタリアンレストランのアルバイトを始める。ちょっぴり個性的なシェフと、一回りも二回りも年下のアルバイトの仲間たち、そして素敵な常連さんに囲まれて、泣いて笑って得たものとは…。温かな日々を綴ったエッセイに心がほっと温まります。
いとエモし。 超訳 日本の美しい文学
koto(訳著)
サンクチュアリ出版
心がゆさぶられ何ともいえない気持ちになることを指すことば「エモい」。「枕草子」「万葉集」「方丈記」「紫式部日記」などの古典を、いまを生きる私たちの感覚に寄せた現代語訳(エモ訳)して、すてきなイラストとともに紹介。今どきの言葉でわかりやすく書かれているので、古典が苦手な人や古典の入門としてもぜひおすすめの一冊です。
もふちゃん
serico(作・絵)
PHP研究所
ある静かな夜。空から、まっしろでもふもふの何かが落ちてきました。もしかして、半人前のおばけ?
「おうちにかえりたい」と泣くもふもふに、おばけたちは、一人前のおばけになるための特訓をしてあげることになりました。可愛らしいおばけたちの様子やハートフルな内容のお話で、心がほっと優しい気持ちになれる絵本です。
すごいグラウンドの育て方
金沢健児(著)
Gakken
毎日、芝や土の表情がちがう。もしかして生きてる!?
阪神園芸グラウンドキーパー・金沢健児が、阪神甲子園球場の外野の芝と内野の土を整備する仕事について紹介。「野球の聖地」である阪神甲子園球場を「日本一水はけのよいグラウンド」にした秘密がたくさん書かれています。甲子園球場の芝と土と雨のとってもすごい話をぜひ読んでみてください。
サポーターズオススメ本!
アキラとあきら
池井戸 潤(著)/集英社