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再生への願いを込めた盃状穴・鶴山八幡神社

盃状穴は世界中で見られる不思議な穴。明らかに人の手によってほられたものだ。
今、「謎の盃状穴信仰」として全国の盃状穴を探していくことが静かなブームになっているらしい。



津山市山北の鶴山八幡宮(八子の八幡さま)境内に入る石段の三段目。気を付けてみると数カ所盃状穴といわれる直径4センチから5センチ位の穴がある。
雨上がりに行くと水が溜まっているので見つけやすいかもしれない。
津山市内で和仁氏が確認したものでは鶴山八幡神社(16カ所)、大隅神社(1カ所)総社宮(1カ所)。
自然石では同市加茂町中原のサムハラ神社にゆかりのある民家前には数カ所あるという。



日本では縄文時代からつくられているとされる盃状穴、その起源は子孫繁栄や死者のよみがえりを祈念したものとされており、鎌倉時代には魔除けとして神社の石段や手水鉢、灯篭の下の石などに掘られたものが確認されている。
熊本県では罪人が処刑され、その霊をを慰めるために慰霊碑に多く掘られた跡が分かるところがあるという事から「よみがえり、魔除け」の信仰があるのではないかとの仮説も立てられている。
穴の形状は、真ん丸と言っていいほどきれいなもので、堅い道具を使ってほられたものと推測される。



鶴山八幡神社の祭神は神功皇后、譽田天皇、玉依姫、で、境内神社は荒神社、天神社、薬祖神社、稲荷神社、十六夜神社で、稲荷神社は明治10年衆楽園より、十六夜神社は明治32年に椿高下より移転された。


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