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農園きららファーム☆津山でも南国フルーツができるんだ!

中野明美さん・紀子さん


津山市高野本郷に南国が・・・4年前から始めた中野さんちの南国農園300坪に温室が3棟あり、温室の外には家庭菜園もある。





まだまだ小さいマンゴーの木、約100本のマンゴーは収穫時期を模索中であと一年はかかるという。子どもを育てるのと同じていねいに育てています。





パイナップルは固くて鋭い葉に守られ、赤い花が身をつける準備をしている。赤い花の一つ一つに薄紫の小花をつけその花が終わると身がなってくる。パイナップルは土の上になるんじゃないんです。





温度(上)湿度(下)を管理しながら、土に這っているパイプは水の供給用。井戸を利用しており「きれいな水で育ってほしいんです」と植物たちのために井戸を掘った。





たわわになったパパイヤたち。緑色のものは「スーパーフード 無農薬つやまSUN青パパイヤ」で生の酵素がたっぷり。「まっすぐ立っているのがとても神秘的でかわいいんです。パパイヤは放っておいても勝手に受粉して、可憐な花を咲かせて実がなります。私の中ではロマンです」と紀子さんはいとおしそうに言った。黄色いのはよく熟れたフルーツパパイヤ。





もんげーバナナ。商標名です。岡山県産の皮まで食べられる甘いバナナが小さな身を並べている。自然の恵みを受けて一生懸命大きくなろうとしている姿に感動してしまう。その奥にはモンキーバナナという少し小さい種類のものも成長中。





パパイヤの木の下で、中野さん夫婦はとても仲良しだ。ご主人・明美さんは仕事を終えた後、農園に・・・「朝は5時に来て、仕事が終わってまた来て、植物の世話をするのが楽しくてしょうがない」とほほ笑む。元気いっぱいの妻・紀子さんは「今は青パパイヤをグリーンヒルズとJAの燦々つやまにだしているけど、いずれはマンゴーも商品化できたらいいなという夢があります。でも友だちが来たら差し上げたり、お分けしたりするのも楽しくて、植物って本当に私の中ではロマンです」。




中野さんの南国農園を見つけた人、作業をしている中野夫妻がおられたら気軽に声をかけてみよう。とても気さくなご夫婦なので、温室内の見学をさせてくれると思う。また植物の説明などもしてもらえるかもしれない。ご夫婦のロマンが詰まった南国農園。津山でフルーツができることにまず驚くが手をかけ心をこめて育てているお二人にも感動!「来年はコーヒーの木にも挑戦してみようと思う」と、中野さんの夢はまだまだ続きそう。
産地直売もしているので、まずは紀子さんに連絡を
090-7773-8108まで。




 中野さんちの青パパイヤを、紀子さんが教えてくれたレシピ通り作ってみようと思う。
コツは下ごしらえで
①たて二つに割る
②ピーラーで皮を剥く
③好みの大きさに切って
④水にさらす。その後は生でサラダでも炒め物でもカレーでもできるそうだ。
 さしづめ我が家の今夜の夕食は、青パパイヤのきんぴらにしようと楽しみにしている。




(取材ライティング・武本明波)

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