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地元の人たちに支えられてここまできた

うたのの梨屋さん・小島梨園の小島康男さん

小島梨園の仲良し夫婦

10月中旬から新高(にいたか)梨の収穫が始まるという。
大きいものでは1キロくらいになる梨で、甘みが強く酸味が少ないことから、小島梨園の主力商品だという。 梨園を切り盛りするのは、園主の小島康男さん。
話をするのがあまり得意ではないらしい、そこで奥さんの佳恵さんがムードを作る。
佳恵さんが話しているのを見てほほ笑んでいる康男さん「主人は感情的ではなく冷静です。
物事を客観的に見る事ができる人で私に的確なアドバイスをくれます」。とても仲良し夫婦だ。




梨づくりひとすじに

康男さんは家にいるのが好きなタイプだが、佳恵さんは友だちと会ったり社交的。
休みの日には二人で、ドライブや日帰り旅行もするという。
「夜中には絶対に帰ってこないと、梨園での次の日の予定がありますから」と康男さんは、梨園での作業が自分の生活のリズムらしい。

子どもの頃から野球が好きでスポーツ少年団にも入っていたし、学校も好きだった「梨づくりに忙しかった両親はいつも働いていました、私も家にいると作業を手伝っていました。子ども心に自分の時間を持てるのは学校にいる時間とスポ少をやっている時間だけだったので好きだったのかもしれません」と話す。

「主人は、梨山を守るという父母の考えのもとに育ってきたように思います、父母が梨の事に忙しかったので自立心が育ったのではないかと思います、その幼い頃の経験から自分の子どもを育てるときには、子どもとのコミュニケーションをとることに苦労したみたいです」と佳恵さん。




子育てをともにしてきた妻の笑顔が好き

お子さんが、地元のスポーツ少年団に入ったことで、佳恵さんと共に子育ての楽しさを満喫できたようだ。息子さんは野球ではおおよそベンチだったことに、落ち込んでいる時期があったが小島夫婦はいつも試合を観戦したという。
「どうして見に来るん? ベンチなのに」という息子さんを叱咤激励することなく「ベンチでのあなたを見に行っているんだよ、とても頑張っているよ」と温かく見守り続け、どんな場面でも夫婦で息子の味方になり続けたご夫婦。
佳恵さんが康男さんをリードしているようにみえるが実は康男さんの深い思いやりのなかに佳恵さんがいる。

「農家の嫁として嫁いできた妻には、農作業だけではなくすべて支えてもらっています。妻が楽しめるようにしてやりたいし、友だちもいっぱい作ってほしい、そのために外に出てもらっているのには感謝しています。私は妻がニコニコしているのがうれしいですから」と康男さんは話す。




梨たちは優秀な社員さん

地元の小学生が農業体験学習に来たりご近所の人や、「うたのの梨屋さん」ファンのお客さんが、買いに来る「地元の人たちに支えられて、ここまできました」と夫婦そろって言う。
梨を作ることに愛情をもって取り組む姿に「梨は家族のようなものですか?」と聞いたところ康男さんは「とてもよく働く優秀な社員さんと言う感じです」と答えてくれた。
小島夫婦が育てた社員さんは、色々な特徴を主張しながら、買い求め、食べてくれる方に幸せ感を届けている。




古武道の竹内流棒術も

「護身のために、古武道の竹内流棒術をやっているんですよ」ご夫婦の梨園の話や、子育ての話を聞き帰ろうとした私に康男さんが言った「早く言ってよ~」。
今まで「まちの社長さんシリーズ」でよくあるパターン。
竹内流棒術は「棒」を武器術の基本としている古武道、旧久米郡はその発祥地だ「美咲町の八幡神社で年に一回の奉納も行うんですよ」。
物静かな康男さんと古武道の取り合わせに納得。




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