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きんもくせい

 この前、歩いていたら、きんもくせいの香りがどこからか。
周りを見まわしましたが、どこに木があるか見つけられず。
そのままその場を後にしました。

私の場合、きんもくせいの香りで、小学校の運動会を思いおこします。
私の育った地域では必ず10月に運動会があり、両親のみならず祖父母まで応援に来ていました。学校周辺には露店が立ち並び、昼休憩にはこどもが露店前に列を作っていたなあ。なんてことを思い出します。
そんな運動会の想い出で最も印象に残っているのは、ぶどうや梨などの秋のフルーツ。
ウインナーやハムなど普段は口にできない、ちょっと贅沢なお弁当を食べたその後に出てくるフルーツは格別です。すぐにある選抜リレーに出なければならないのに、お腹がはち切れんばかりに食べた、あの日を思い出します。
今になって、あの頃を思い出すと毎日が当時食べれなかった「ごちそう」なんです。
きんもくせいの香りをかぐと、貧しくも両親から愛情を目一杯に注がれて、日々が充実していたあの頃を懐かしく思います。

(投稿者・マリリンさん)

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