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出雲街道歌舞伎人形展 義経千本桜 開催中

津山城下は城東地区、城東むかし町家(旧梶村邸)で、定期的に開催されている、郷土人形展。
人気の歌舞伎人形展ということもあり、開催は5月1日から6月30日までと、開期が長くなっている。
今回は『出雲街道歌舞伎人形展 義経千本桜』と銘打って、有名な義経千本桜の人形展だ。



義経千本桜については以下の通り
“桜花爛漫の吉野山で佐藤忠信は、主君義経から静御前の警護を命じられますが、実は忠信は狐の化身だったのです。そして静御前の持つ狐の皮で出来た『初音の鼓』を親と慕うのです。




静御前が鼓を打つと、狐装束、狐手、狐六法で縦横無尽の演技をします。
歌舞伎の三大演目の一つです”
城東むかし町家の郷土人形展を、毎回、楽しみにしている人が多いが、今回も期待に応える展示となっているとのことだ。




以下、津山郷土人形研究会 会長 杉本耕司さんよりコメントを頂いたので紹介する。
「郷土人形は明治初期から昭和中期まで、郷土色豊かに作られた庶民の工芸です。




特に歌舞伎人形は、大歌舞伎が農村歌舞伎となり、それを見様見真似で作られ、縁日などで売られました。
近年は、作り手がなく、希少な人形となりました。
特に、出雲街道と歌舞伎は深い関わりがあります」





まだ一度も観に行ったことがないという人も、無料で観覧可能となっているので、今や希少となった郷土人形を、是非観に行って欲しい。




場所 津山市東新町40 
   城東むかし町家
   東蔵ギャラリー
電話 0868‐22‐5791
期間 6月30日(木)まで開催中





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