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木下大サーカス岡山公演 レポ

岡山市まで行ってきました

 6月号で紹介した『木下大サーカス』の岡山里帰り公演。
早速、北長瀬まで観覧に行ってきた。
今回は、そのレポート記事となる。そのため記事内容が、記者主観となるがご容赦願いたい。
暑い中、エアコンをガンガン効かせ自動車で北長瀬を目指す。目的地付近、岡山ドームの隣に、あの赤い大きなテントが見えてくる。
近づいて来るサーカステントに、こどもならずも、大人でもワクワクする。
 平日とは言え、駐車場に入るのに若干時間がかかった。大渋滞と呼ぶ程ではないが、この号が出る頃には夏休みが始まっているため、自動車での場合は、時間に余裕を持っての行動が必要となる。会場は北長瀬駅から近いため、列車での移動も選択肢に入れるべきだろう。




 場に着くと、入場者がずらっと列をなしている。今回は取材ということで伺っているので、入場ゲートを使わず係員の案内で、脇の扉を潜って事務所へ直行する。
そこで報道用腕章を渡され、早速取材を開始する。
会場となるメインテント以外に、周りにはコンテナ店舗がたくさんあるのだ。
お土産物のぬいぐるみを売っていたり、フード&ドリンクを売っている。こちらも人が集まり列ができている。




この時は、公演が始まる前にドリンクの購入をする人の行列だ。
 ここで気を付ける必要があるのは、売店での販売物以外の食品持ち込みは不可となっている事(水筒は可)。ただし会場内で販売している飲み物や軽食、お菓子などはテント内に持ち込んで席での飲食が可能。メインテントの入り口にゴミ箱が置いてあり、食べた後のゴミは捨てていけるのがありがたい。





 さて、公演時間も近づいたため、メインテントに入る。
公演は前半と後半とに分かれており、間に20分の休憩が入る。全て入れて、約2時間10分のプログラムとなっている。
前半は女性ピエロのショーから始まる。目を疑うようなイリュージョンが、次から次へと繰り広げられ、あっという間に前半が終わる。




 ここで休憩が20分。トイレに行ったり、フードメニューを買って食べたり、の時間だ。
メニューは、ポップコーン、フランクフルト、揚げもち、アップルカスタード、唐揚げ、たこ焼き、ハリケーンポテト、アメリカンドッグなど、お祭りなどであるものはほとんど揃っている。
取材当日は、とにかく暑かったせいか、かき氷が飛ぶように売れていた。
会場での買い食いや歩き食べも、このようなイベントの醍醐味の一つでもある。
ちなみに、喫煙する人は喫煙スペースも2か所用意してあるので、必ずそちらを利用するようにして欲しい。
20分の休憩時間は楽しすぎて、あっという間に終わり後半に。





 後半戦のスタートは、ホワイトライオンの猛獣ショーから始まる。仕切りのない場所でライオンに対し、指示を出す外国人のおじさん。ライオンの背中やお腹を、さすったりもする。時々、ライオンが手を伸ばすのを見ると「おじさん近づかないで」と、声が出そうなくらいハラハラした。その後も、オートバイサーカスや空中大車輪などスリリングなショーが続き、最後は空中ブランコでクライマックスを迎えた。
取材も忘れる程、スリリングなショーを楽しんだ感じとなってしまった。

 また、ショーが終わっても、暫くの時間はコンテナショップが空いている。休憩時間が短くて、お土産物などが買えなかった人も、もう一度、この時間に買い求めることができる。そして、ショーで登場した象と記念写真を撮ることもできる。残念ながら、今回は広報の方に話を聞くため、象の記念写真を観に行くことはできなかった。





 その広報の方との話の中で印象に残ったのが、2020年コロナで公演すらできなかった、最も厳しい時に、クラウドファンディングを行い、全国の皆さんに支えてもらったそうだ。
その時、「地元の岡山県の皆さんが、最も多くの寄付をして下さった」と地元の思いを、強く感じての里帰り公演となっている。出演者を含め、全スタッフのモチベーションも、特に高いとのこと。
前回の名古屋公演でも、まだコロナ禍で厳しい状態が続いていたそうで、連日満員だった入場者も、酷い時は200人くらいだったこともあるという。
それが、岡山に帰って来て、ほぼ満員の状態となっており、その点でも地元の思いを感じるそうだ。
「是非、岡山県の皆さんに、最高のショーを見ていただいて、恩返しをしたいです」ということだった。
地元岡山が誇る『木下大サーカス』話を聞いて、読者の皆さんにも、観に行って応援してあげて欲しいと思った次第だ。

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