図書館職員阿比留さんのオススメの本をご紹介いたします。
くらやみヤミー
イ・ヨンリム(著/文)
たかはし まさこ(翻訳)
BL出版
この絵本は、夜になってもまだ遊び足りない子供たちへ「明日また楽しむために、夜はゆっくり休もうね」というメッセージが込められた作品です。韓国では「夜を怖がらなくなった」「寝る前に電気を消すのがスムーズになった」など、おやすみ絵本としても人気の作品です。
おてがみさがし
おくはらゆめ(著/文)あかね書房
ねこのふうちゃんはなっちゃんにお手紙を書きます。まだ字がたくさん書けないから絵も描いてあります。なかよし二人のやりとりが楽しい創作絵本で、読んだらきっと「おてがみさがし」をやってみたくなるでしょう。また、全国学校図書協議会選定図書にも選ばれている作品です。
「名前が出てこない」「忘れっぽくなった」人のお助けBOOK
加藤俊憲(著/文)
主婦の友社
この本は、もの忘れをするのは、記憶に関わる脳のほんの一部分に老化が現れただけで、脳全体が老化したわけではないことを説明しています。もの忘れを減らすために、日常生活の中でできることもたくさん紹介されていますので、ぜひ実行してみてください。
ヨルノヒカリ
畑野智美(著/文)
中央公論新社
手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。住み込みで働くことになった28歳の光は、“普通の生活”をしたことがない。そんな男女2人がひとつ屋根の下で暮らし始めた。不器用な大人たちの“ままならなさ”を救う、ちいさな勇気と希望の物語。