アットタウンWEBマガジン

俳壇 「故郷と俳句と私」

2020年01月11日


友の来て酒と胡坐の囲炉裏端

◆岡山県北部は、大陸からの北風が大山、蒜山(ひるせん)を越え大雪をもたらす。小さな集落も除雪車が二、三台、早朝より唸る。厳しい山村であるが、楽しみもある。囲炉裏がある。ほとんどの家が撤去したが小生宅は残している。珍しくて小学生が見学に来たりする。框に酒を置き、北陸の友にいただいた越前蟹を焼いて肴にする。いつまでも変わらない素朴さが世の中、案外強いものなのだ。


寒雷の十軒の村驚かす


桃太郎像の下にて春を待つ
◆岡山駅東口広場に岡山のシンボルの桃太郎像がある。猿、犬を従え、肩には雉が止まっている。この付近は人待ち顔の人が多い。




俳句の説明
俳句は季節を大切にする文芸です。世の中はすべて巡る季節により育まれています。その季節を表す季語を入れます。

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