桜咲き
小さな村を膨らます
◆小生の住む村は、岡山県の北部、豊かな緑と清流の渓谷にある小村である。宿場桜と言う桜並木がある。桜の開花は遅い。開花に合わせ祭があり、伝統の太鼓の演奏や創作てまり作品展などが開かれ、桜に浮かれてチンドン屋もお目見えし、多くの人が村を訪れる。その期間、村も賑わい、村人の顔も平生より心なしか綻びている。周りの風景も人の心も全てが少し膨らんで豊かに感じられる。
新庄川沿いの宿場桜の下で踊るチンドン屋
蕗の薹
採るに活躍肥後守
◆当時の少年は小刀の一つや二つは木工や山で遊ぶため持っていた。
山上や
一村見守る老桜
◆平成15年 2003
真庭市別所地区の醍醐桜