アットタウンWEBマガジン

俳壇 「故郷と俳句と私」(11)

2020年06月16日

広島の猿楽町の梅雨曇り

◆広島平和公園の近くのホテルに泊った。早朝原爆ドームの裏側の小さな通りの「G線」と言う喫茶店でモーニングをとった。

この界隈は「猿楽町」と言い古い町で色々な店が肩を寄せ会い暮らしていたが、あの原爆で人々も家もすべてが一瞬の内に吹っ飛んでしまった。

今は小さな説明板があるのみである。



水が水追いかけて落ち神の滝


◆神庭(かんば)の滝、西日本一の大滝、お猿さんも160匹ばかりが愛嬌を振りまいています。

家から車で20分ばかりのところ。

若いころデート場所でした。懐かしいかぎりです。



真庭市神庭の滝 落差110m


源平を共に祀りて沙羅の花

◆岡山県南部の瀬戸内海で謡曲「藤戸」の舞台。

昔を偲ぶ沙羅の花(夏椿)が咲いている。
平家はこの地で源氏に敗れ西海の壇ノ浦に落ちて行く。


倉敷市藤戸寺


俳句の説明
俳句は簡単に作れます。この連載が皆さんの目にとまり、一人でも俳句を始める人があればと思っています。


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