アットタウンWEBマガジン

「故郷と俳句と私」(5)湯浅芳郎

2019年12月05日

明けましておめでとうございます。

束ねたり並べてみたり年賀状
◆年賀状は一時かなりの枚数を出していたが、最近はごく親しい人50人ぐらいに減らしている。それでも関西にいた時の知り合いや俳句の友達から来たら返事を出す。貰ったらそれはそれでまたうれしいものだ。正月には畑の隅の雪の下で福寿草が蕾を膨らませて開花の準備をしている。

地の神の何処かに見てゐる鍬始(くわはじめ)

◆農業は天候などに左右されて人間の思うようにはいかない。収穫は天地自然の贈物。大きなものへの感謝は大事です。

牡蠣筏牽いて小さき舟喘ぐ
◆小学校の友達と小豆島に旅行して大部港から日生(ひなせ)の港まで瀬戸内海の連絡船(オリーブライン)に乗る。到着港、日生は牡蠣の養殖筏が多い。上陸して美味しい店を探してカキオコをいただいた。

*俳句の説明
俳句は五七五の十七音で作ります。
言葉は不思議なことに短いほど濃度が濃くなります。

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