真庭の町はずれの、のどかな山の中にあるログハウス風の駅。
現在は単式ホームかつ簡易委託もない無人駅で、1面1線だけの小さな駅なのだが、戦後まもなくは大阪駅からの急行「みまさか」の終着駅であり、3面3線の大きな駅であった。
うちの2面2線は旅客専用ホームで、残りの1面1線の貨物用だったと思われる。
昔は近くに大きな木材工場があり、貨物列車への積み込みで賑わったものと思われる。
急行列車の終着駅であり、かつ貨物列車の停車があったのだから、今のもの寂しい感じと異なり往年の賑わいが容易に想像できる。
(RYO)