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JR姫新線 楢原駅 周辺紹介編

2021年05月15日

楢原駅近辺のお目当ては中山太神宮。楢原上の神宿地区を目指す。
駅から300メートルほど北上し高速道の高架を潜った先が神宿となる。
これについては、訪れる前に調べた『津山市の文化財』によると、以下のように書かれていた。





「中山神社縁由」によると、慶雲3年(706)中山神は美作国を鎮護するため英多郡楢原に天下った。次に水無瀬河奥の泉水池(現津山市一宮)に現れ、さらに田辺の霧山に移った。そこで麓の川に鵜の羽を浮かべたところ、その羽が長良嶽の麓にとどまった。その地にはすでに先住神の大巳貴命が鎮座していたが、命から国譲りをうけ、慶雲5年(708)現在地に社殿を建てて永くこの地に鎮座することになった。そして、大巳貴命は祝木のもとに移住して鎮座したが、のち数十メートル南の地に宮地を求めて国司神社となったとする。





これを見る限り、美作国一宮中山神社の元宮とも読み取れる。
他にもネットで色々情報を探してみる。
すると「この地域には、殿舎を持つ家がいくつかあり、矛を収めている社殿として祀られているとのことだそうだ。
往古は矛を祀る家は五家であったが、今(江戸末期ごろ)は別れて六家が祀っているとあり、このような矛殿が六ケ所あった」その後何らかの理由で今日の五家に復したものらしい。
などと記されている。
私は、時間の制限があったこともあり見つけられなかったが、祠殿のある民家を探しながら歩くのも面白いと思う。

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