静岡県から移住して開店、久米南町に恩返しを
島岡大樹さん(イタリアンシェフ)・美帆さん(ナチュラルフードコーディネーター)ご夫婦は、今年4月に静岡県から久米南町に移住し店を開店した。
田舎ならではの農家とのつながりをいかし、四季を感じるレストランにしたいという思いは確実にお客さんに伝わっているようだ、また国道53号沿いという事もあり男性おひとりさまのランチにも利用されリピーターとなった人も多いという。
小一時間かけて津山市や岡山市から来店する人、主婦仲間のランチなど多くの人たちの心と舌をつかんでいる。
「口コミで広がっていくのがとてもうれしいです」と美帆さん。
「食事で幸せを作っていただければ」と大樹さん。
シュルプリーズ友の会結成
熱烈なシュルプリーズファンで店の料理が好きすぎると「シュルブリーズ友の会」を結成し食事を楽しむ津山市在住の、時代小説家・平茂寛さんと会社員・藤井節子さんに大いにシュルプリーズを語ってもらった。
シュルプリーズの魅力について、2カ月間の内10回以上来たという平茂さんは、「初めてここで食べた時にあまりのおいしさに驚いた。
パンのおいしさは絶品、ブリオッシュの完成度が高くパン生地の中の自然な味が伝わってくる感覚が大好きで。おいしいものを食べると幸せになるのを実感した」とおいしさをアピール。各国のワインも充実しているので、料理を楽しみながら特にワインに合うパンも提供してくれる、今はスパークリングワインがいいですね」と平茂さん。
スイーツに目がない藤井さんは「自家製ジェラートを使ったいちごパフェに感激。地元のいちごをたっぷり使っていていちご自体が甘く見た目もおしゃれでかわいい。スイーツはほかにもパンケーキなど多種類から選ぶ事ができる一つ一つに手を抜かず真面目に作っているのがパンケーキの「カリッ、フワッ、モチッ」の食感でわかるという。
「きれいに盛り付けられたスイーツはお皿の上で宝石がちりばめられているよう。
幸せの魔法にかけられる店という言葉がぴったりです」。
シュルプリーズの魅力は、「新鮮で安心して本物の味を届けたい」との思いの詰まった料理が基本にある。
とお二人の共通した意見。
出張出店は大好評だった
同店は9月16日に津山市新魚町のアルネ津山1階に出張出店した。
大好評を博し多くの人が訪れた。
絶大な人気を博したソーセージブリオッシュについて前出の平茂さんは「少しゴロゴロ感があるソーセージが一つの味じゃなくて複数の味がコンビネーションしている素材が語ってくれているという感じ。
ソーセージを中に入れたパンやパイをいろんなところで食べてみたがソーセージとパン生地の隙間がありスカスカしている感じだがシュルプリーズのものは空間がなく満足です」と熱く語ってくれた。
幸せな記憶を作っていきたい
島岡さん夫婦はとてもひたむきで謙虚なに夢を語ってくれた「オープンから半年たつがお客様に喜んでいただけるように、これまでも常に変化、試行錯誤してきた。
これからも常に磨き上げることを心がけてやっていきたい」。
平茂さんから、シェフの「おいしいものを食べることで幸せな記憶を作っていただきたい」との言葉を教えてもらった。
ランチは11時から17時(オーダーストップ16時半)。
ディナーは完全予約制になっている。
久米南町神目中5ー30
電話(086)722ー4848