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一輪一輪の花に心をこめて

山々や田んぼに囲まれたなか、色とりどりの香り高い楽園がある。
赤、ピンク、白、黄色これほどの色に囲まれるひと時の幸せ。
津山市領家にある甲本バラ園。ご主人の甲本通晴さんが丹精をこめたバラたちだ。




21年前に4~5本植えたバラが、今では300種類、320株になる。品種を変えて色々な種類のバラを植えてきたという甲本さん。
ご自身も品名を覚えきれないほどだが、一面を覆う花々は圧巻だ。




甲本さんは「今年は特に開花が早かった、例年は6月くらい。バラは四季咲きなので剪定がすんだら10月半ばころにまた咲きます、今回おみえにならなかった方も秋のバラがまた咲きますので気軽に訪れてほしい」と笑顔を見せる。
秋バラは花自体は小さく花の数も少ないけれど、一輪一輪がとても鮮やかでまた違った美しさがあると教えてくれた。
「これだけの広い敷地に数多くのバラ、ご苦労があることでしょう」と尋ねると、「バラはとても弱く、害虫対策や病気などに注意をしている」バラにかける深い愛情が感じられた。




訪れた人たちは、思い思いにカメラやスマートフォンで美しさを記憶と共に映像に残している。

友だち同士で初めて来たという市内の春名一恵さんと宮井直美さん、愛犬あかねちゃんも一緒だ。
「香りがとてもすてきで種類の多さに驚いています」宮井さんは近く津山を離れるが「とてもいい思い出ができました」とバラ園を堪能していた。

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