津山ボーイズ
美咲町の美咲町北部町民グラウンドで練習に汗を流す、津山ボーイズ（公財・日本少年野球連盟ボーイズリーグ岡山県支部所属 近藤雅文代表）は、安藤久良監督のもと、選手、指導者、保護者一丸となり硬式野球クラブチームで全国大会をめざしている。
安藤久良監督は、「一番大切なのは社会性」と話す。
「礼儀、感謝、アピール力、仲間との友だち意識は大切な社会性、野球だけではなく一人一人の、身に着けてやりたい」と柔和な笑顔だが「選手たちにはこわいと思われていますよ」。
選手と信頼関係が厚いのがうかがわれた。指導者たちも、安藤さんと思いを同じにして子どもたちの指導にあたる。
コーチなど指導者、スタッフは全員彼らが中高生時代に安藤さんが関わった教え子で全員ボランティアだという。
「保護者の皆さんも一丸となって協力してくれている」とその団結は固い。
グラウンドでは元気で大きな声で、練習をしている。挨拶が徹底していてこちらが恐縮してしまうほど、それほどに彼らには礼儀が身に着いている。
見る側からすれば気持ちのいいほどてきぱきとした動きで、コーチの指示に動いているほか、自主的にバットを振り練習に励んでいる。
主将で奈義中学校２年生の岡本栞太郎くんは「春季中四国大会県支部予選を突破して本選に行くことが、まず目標です。
みんなで力を合わせて勝ち抜いていきたい」とはきはき答えてくれた。
鏡野中学校２年生の近藤優さんは、津山ボーイズ初の女の子の団員で、県北初でもあるが「投手としてがんばって行きたい」と決意を語ってくれた。
近藤さんは打者としても頑張っており。
きりっとした目に決意の固さが感じさせられた。
安藤監督は、「今の子は甲子園に行く学校に進学したいと思っている。県北ではなかなかその夢をかなえてやることができず、倉敷商や、玉野光南、関西など県南に集中している」と言い、「社会性が一番大事だがその次に勉強、野球はその次です」としっかりと子どもたちの将来を見据えた指導をしている。
津山ボーイズでは新入団員を募集している。
小学校６年生、中学校１年生の硬式野球に興味のある人を募っている。
練習場所は、美咲町北部町民グラウンド （美咲町百々９１４）で練習時間は、毎週土日の午前９時から午後５時まで（平日ナイター練習あり）。
体験入団を随時受け付けているので、連絡してみるとよい。
連絡先は、安藤久良監督 ０９０ー６４３７ー３０１６。
（取材ライティング・武本明波）
