インターネット情報番組 つやまこっちTV
5月17日インターネット放送のつやまこっちTVの公開生放送が、津山市河辺のイオンモール津山2階アットタウンであった。
その日はスタッフが午後8時からの収録、放送に間に合うようにアットタウン店舗でセッティング。
カメラの位置や音声などのチェックに余念がなかった。
「カメラの趣味が高じて、関わって行っています」と三脚にカメラを立てながら山口秀帝さん。
聞くと84回目の放送、8年目を迎えるという。
代表の頼経泰宏さんは「このようなライブ配信や、イベントサポートをしています。
イベントでは美咲町柵原地域で毎年開催されるスポレク柵原主催のキャンドルコンサートなどをサポートしています」と手際よく準備を進める。
今は毎月1回第3金曜日に配信しているというが、最近では津山まちの駅城西から放送したとも聞く。
特定の固定スタジオは持っていないが、インターネットの環境が整えば各所で公開放送をしているという、メンバーは約20人。
全員が他に職業を持つボランティアだ。
さて生放送本番。
アットタウンのウエディング相談コーナーでライブ配信するとあって、女性パーソナリティの武地夏姫さんは、アットタウン提供のウエディングドレス、ヘッドドレス、小物などを身に着け準備をしていた「もう着ることもないだろうと思っていたが、とてもうれしいワクワクドキドキです」と笑顔。
男性パーソナリティの廣本慎太郎さんが、ウエディングのテーマに沿った話題を提供し、店舗の外には通りがかりに立ち止まる人の姿もあった。
この日のゲストは、アットタウンスタッフでウエディング相談コーナーの紹介や、今どきの結婚、挙式、披露宴事情などをクイズ形式で話した。
令和になって、冠婚葬祭は大きく様変わりするであろうと前置きし、「一人一人の結婚式に普通はありません。オンリーワンの結婚ができる時代になった」と強調した。
「カジュアルな結婚式や、フォトウエディングなどに興味がある」と武地さん。
廣本さんは「僕たちの時代はまず普通とはどんなことなのかを気にしていた時代。
何度もお人形さんのように着替えたり、ウエディングドレスを大阪まで買いに行った記憶もよみがえって来た」と様変わりした今どきの結婚式事情を、分かりやすく紹介していた。
廣本さんはアットタウンフリーペーパーについても高評価を下さり、気の配りように頭が下がった。
1時間番組は無事に終わり、皆さん撤収も手際が良い。
廣本さんは「僕はパーソナリティの代わりで出演していますが、今日はうまくしゃべれなかったんじゃないかと反省しています。
おしゃべりは大体得意な方なのですが」と言い、フェイスブックを通じて集まった仲間のチームワークの良さをアピール。
静かに放送を見守っていた小椋司さんは「僕は配信がうまくされているかをチェックしていました、今日はよくできたと思います」と静かに話した。
「今日はシステムトラブルもあったが100点満点で50点位はとれたかな、これからも継続してがんばって行きたい。大きくても小さくても大切な情報。月に一度ですがリアルタイムな話題を提供していきたい」と頼経さんは話してくれた。
フェイスブック「つやまこっちTV」のページから配信しており、ページに「いいね」を押して視聴の輪を広げよう。
次回は6月21日(金)午後8時から、津山市川崎のポート アート&デザインTSUYAMAで生放送がある。
(取材ライティング・武本明波)