アットタウンWEBマガジン

クラブ結成35周年のこだわりの作品を見て

モデラーズサークル・ルフトバッフェ

クラブ結成35周年記念模型展示会が10月12、13の両日、津山市河辺のイオン津山2階イオンホールで行われ、会場を訪れたプラモデルファンたちは精巧に作られたプラモデルに感嘆の声をもらし、なかには近づいて写真を何枚もとっている熱烈なファンもいた。




ルフトバッフェは岡山県北を活動拠点とする模型愛好家集団で、ルフトバッフェ(空軍)を銘打つがオールジャンルオッケーで模型雑誌などで確約するライターもいる本格派。今回は出展した作家たちに思いを聞いてみた。

第5代目会長 日下善平さん(津山市)
これは初めて観戦模型を作った時の「三笠」です。張線(はりせん)も初めて張った思い出の作品。今は萌え系のものから潜水艦まで作っています。今回本物のように水が出る小便小僧を出展してみました。




初代会長 野々上秀樹さん(奈義町)
船を中心に作っていますが、フィギュアや、お城なども作ります。

一つ一つの工程に工夫をしてイメージを広げていき、年に20~30作品つくります。模型専門誌にも掲載されていますので機会があれば見てください。




富坂優樹さん(奈義町)
模型製作歴は子どものころから、かれこれ20年くらいです。人の心に残る作品、存在感のある作品を作ってきました。フィギュア(キャラクターもの)も作ります。仲間内で影響しあって、これからはラジコンで動くきれいなスポーツカーなどにも挑戦していきたいです。




臼井友哉さん(岡山市)
模型製作歴は小学生のころからなので15年位になります。

自作のパーツを付け仕上げるこだわりがあり難しくて、細かい作業に気を使います。今後は商品化されていないガンダムを完全に自分の手で作っていきたいと思い、一年後には取り掛かれたらいいなと思っています。




岡田晃さん(岡山市)
バッシュザブラックナイトが今回の作品の中では一番気に入っています。

6歳ころから作っているかな、アニメのロボットが自分の手元にあるとうれしいし作っていて発見があります。

照明の当たり具合やカメラの角度で黒や紫に見える塗装をしているものもあり、今はキャラクターものが100体飛行機が30機位あります。




椋代智之さん(鏡野町)
このクラブに入って33年になります。このスズキカタナ(バイク)は普通は銀色だけど自分の好きな黒にしてみました。

あこがれていたものが形にできるのが魅力です。

例えば宇宙関係のものは、自分が載っているような気分になれます。

細かい塗装などにも気を使って作っています。

200を超える作品がありイギリスの飛行機が温かい感じがするので好きです。




レイコウさん(鳥取市)
今回はナイチンゲール(ガンダムのライバルキャラクターでシャアが乗っている)を色んな作者で作ってみた。

私の作品元々は明るい色なのだが、私は自由に自分の思いで作ってみました。

個人それぞれの表現が楽しいと思います。




角南孝多さん(美作市)
模型製作歴は13年今回出したフレームアームズガールの「大和なでしこ」が気に入っています。

細かいものに千代紙を使ったりネイルシールを張ったり、影を付けるのに鉛筆の芯の粉を使ったりします。

日本刀の刀文も変えています。和のものが好きで、どっぷりはまって一体感を持つようにしています。




ワークショップも

また会場ではスイーツデコキーホルダーや、オリジナルアクセサリーを作るワークショップが行われていた。




お父さんが模型作りが好きで一緒に来ていた岡山市の小学校2年生と5年生の姉妹は、お姉ちゃんのほうはヘアピン作りに挑戦「リンゴとネコの形があったけど、ネコの方が可愛かったので作ってみた」ときれいなピンクの猫のヘアピンを仕上げていた。
妹さんは「お手本みたいに作ってみました、家族に見せてあげたい」と作ったばかりのドーナッツのキーホルダーに満足そうだった。




日下会長は、「月一回第4日曜日に、トイランドマキノ(津山市小原207|9)で製作会を行っています。

プラモデルを身近に感じて頂けたらと思うとともに、趣味の世界を広められたらいいなと思っていますので、お気軽に連絡をください」と話した。

関連する情報