鳥越由美さん(津山市上河原)が、ピアノ曲集「やさしいまなざし」のCDを先行予約のため演奏会を各地で開く予定。
樹原涼子さんのこと・・・
やさしいまなざし
「やさしいまなざし」は、東京都在住の樹原涼子さんが作曲したピアノ曲集。
鳥越さんと樹原さんの出会いは1997年。鳥越さんは樹原さんを「師でありカリスマ」だという。
2018年西日本豪雨災害のチャリティコンサート(倉敷市、津山市で開催)で樹原さんと再会、共演して旧交を深めた。
「やさしいまなざしは樹原先生が、病気のお母さまを支えるお父様の慈愛に満ちたまなざしに心打たれ、お父様に心からの感謝とともに捧げられた曲。私自身が感動し、大好きです、多くの人に聞いていただき、愛のいっぱい溢れる音楽を一人でも多くの方へ届けたいと思っています」。
鳥越さんの癒されるピアノ・・・幻景の雫
私は鳥越さんの「幻景の雫」のCDを持っている、ご自身で音楽の方向性も変わっていって、近現代作品を手掛けることが多くなったという。CDは静かでやさしさを感じる作品26曲で仕上がっている、自分を見つめなおしたい時や、疲れている時などに聞いてみたい。
私の演奏でできること
「2019年に神戸市でリサイタルをしましたが、その時に樹原涼子先生の「やさしいまなざし」から”ふたり“”森を吹き渡る風“”星“などを演奏した。
多くの方が「鳥肌が立った」「感動した」「ありがとう」と言ってくださった。
「私の演奏で、ありがとうと言ってくださることがとてもうれしかった、私は聞いてくださったみなさんにありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです。ありがとうの交換をしながら同じ時間を共有するのがとてもうれしいです」と鳥越さん。
美作地域に住んでいることで磁石になれれば
きらきらと目を輝かせる鳥越さんは、ご自身の出身校の作陽音楽大学のあった、この地域を愛しているという、津山にご自身が残っていることで、自分自身が磁石になり全国に散らばった仲間を増やしていこう、素晴らしい演奏者を呼ぼう、と地域愛が深い。
津山市には今年リニューアルする、津山文化センターなど大きなホールがあるが、もっと気軽にもっと普段着のまま、自然体で音楽を楽しめる環境があればと願ってやまない。
カジュアルに演奏を楽しんでいただけたら
『プレイアデス舞曲』第Ⅱ集(吉松隆作曲)、ジョバンニ・アレヴィ『LOVE』より、そして樹原涼子作曲『やさしいまなざし』全曲を演奏するリサイタルを2月16日の神戸三宮Bar Requestを皮切りに、名古屋市、埼玉県草加市などでリサイタルを行う。
また岡山県北では、2月2日に津山市西今町64のかふぇ花音、3月26日に、真庭市鍋屋17-1の久世エスパスランドで演奏会を開く。
コンサートホールなどになかなか行く事ができない人も、間近で鳥越さんの弾くピアノ演奏を楽しむ事ができる。
自由にお茶でも飲みながら演奏を聞いてほしいという願いを込めて。今後も機会があれば、まちのカフェやバーなどで演奏の機会があれば挑戦してみたいとのこと。
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