津山市大手町にある「幸村」ののれんをくぐるとシャイな大将が静かに迎えてくれる。
ランチメニューの3種類はすべて魚料理だ。
1日5食限定の「中トロちらし」は残念ながら品切れだったが「海鮮ちらし」「あなご丼」を注文する。
あなご丼は大きな器にふわふわに蒸したあなごとだし巻き卵。
少し甘めに煮詰めたタレがあなごとごはんに程よく絡まる。
汁ものとサラダ、煮物など数品の小鉢は日によって変わる。
海鮮ちらしは思わず「わー」と声を発してしまう、刺身でシャリが見えない。
刺身はマグロ、カツオ、カンパチ、ブリ、しめ鯖など6~7種類。
どのネタも注文を受けてから包丁を入れるという。
どうりで刺身の角が立っている。少し甘めのすし飯によく合う新鮮な魚をおなかいっぱい食べられる。
あなご丼、海鮮ちらし共に850円は大満足。
ぜひご賞味されることを、おすすめする。