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猫多川賞受賞作家マタタビニャンキチ先生物語~サンタクロースからのハンドメイドマグカップ【前編】

2019年11月03日

これは小生、猫多川賞受賞作家マタタビニャンキチが、猫多川賞を受賞する遙か前のお話である。


ニャンキチには妹の恭子がいて、亭主が経営する京風料亭和氣屋に嫁いでいる。
店は岡山県津山市沼にあり、夫は京都でミシュランの星が付いた料亭で修行していたこともあり、いつも予約待ちの上程でとにかく流行っている。
妹の名前は、今は宮崎恭子に変わっている。

この料亭の看板料理はまる鍋である。
京都で食べると2人で2万円以上もするものが津山市では2人7000円程度で食べられる。
今は衛生上、スッポンの生き血は飲めないのだが……

真夏などに滋養強壮の為に津山市戸川町にある宇佐見のウナギもいいが、焼鳥店で汗水たらして必死に働いている親友のヒデちゃんとニャンキチは小説の執筆に強靱な精神力と体力を養う為に2人で毎年、奮発してまる鍋を食べに行って夏を乗り切っている――

ところで、ニャンキチは恭子さんの息子、ニャンキチにとって大切な甥っ子になる遙大(はると)君に今年は面白いプレゼントをしてみた。
遙大君は小学校3年生、まだ、サンタクロースがいることを心から信じているが、「サンタクロースなんていないよ」と同じクラスメートから、遙大君はすごくバカにされていると恭子さんからニャンキチは聴いたのである………


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